マンション投資の種類4選
「投資用マンション」とは、同じマンションでも
「居住用」と「投資用」では捉え方が
180度変わってきます。
「居住用」とは言わずもがな
「自分が住むためのマンション」のことです。
専門用語では「実需」と呼ばれています。
一方、「投資用」は、「人に貸して、
家賃収入を得るためのマンション」のことを指します。
最近は、老後の資産形成などのために、
家賃収入を求めて投資用マンションを買う会社員が
増えているといわれています。
マンションを購入するという意味では
「居住用」も「投資用」もどちらも共通しているのですが、
使い方はまったく異なるのです。
マンション投資の種類投資用マンションの種類は、
大きく4つに分かれています。
①区分マンション投資(新築)
「区分マンション」とは
マンションの101号室や102号室といった、
1室を指します。
新築マンションは、新しさゆえに清潔感があり、
最新の人気設備なども標準装備されていることが多いため、
居住者に好まれます。
このことが、マンション投資を行ううえで
有利に働くことは言うまでもありません。
ハイグレードな仕様・設備を扱うことが多いため、
価格は中古の区分マンションよりも
割高な傾向にあります。
②区分マンション投資(中古)
中古の区分マンションは、
築年数が経過している分、
新築よりも安いものが一般的です。
しかし設備などが古くなっているため、
室内のエアコンや乾燥機などの故障により、
突発的な支出が生じるケースもあります。
また、建物全体の管理状況を確認しておくことも重要です。
③1棟マンション投資(新築)
「1棟マンション」とは、その名のとおりマンションを
一棟丸ごと購入または建築して運営する投資を指します。
マンションの戸数は物件によりますが、
一般的には億単位の購入資金が必要となり、
区分マンションと比べると、
一気に敷居は高くなります。
④1棟マンション投資(中古)
中古マンションを一棟ごと購入し、
運営することを指します。
築20年の1棟30戸のマンションを安く購入し、
マンション全体の大規模改修を行い、
競争力をつけてインカムゲインを得るやり手の投資家もいます。
「1棟マンション投資」は、新築・中古ともに、
経験豊富な投資家向けと言えるでしょう。