仮想通貨とは?メリット・デメリットと仕組みを解説
仮想通貨「Bitcoin」は 近年、投資のひとつとして
人気が高まり続けてますが
ビットコインとはそもそも何なのか
ご存知無い方が多いと思います。
今回は仮想通貨(Bitcoin)の仕組みや
買い方のメリットとデメリットについて解説します。
①そもそもビットコインとは?
ビットコインとは、2008年にSatoshi Nakamoto
という人物の名前で発表された論文をもとに
世界中の人々によって作られた通貨です。
ブロックチェーンという仕組みでできている
「仮想通貨」の一つです。
紙やコインなどの現物は存在しないバーチャルな通貨です。
ビットコイン以外にも通貨は何百種類もあります。
仮想通貨はバーチャル通貨なので不ネットワーク内で
運用されてますがブロックチェーンという技術で
不正改ざん出来ない様に管理と運用がされてされてます。
ではなぜビットコインが値上がりしているのかというと
「金」と似ている性質があるためだと言われています。
発行の上限が2100万BTCとプログラムで決まっていて
2140年ごろには上限に達します。
金も、地球で採掘できる総量が有限ですので、
どちらも稀少性が高いという点がまず一つ。
また、データなので劣化しないこと、
そしてブロックチェーンの技術を使っているため偽造ができない
(信用が高い)というのが大きな理由です。
どうしたら入手できるの?
手に入れるためには次の3つの方法があります。
1.買う
仮想通貨は、インターネット上にある専用の取引所で
口座開設をすれば簡単に買うことができます。
1BTC=○○万というように今いくらで買えるのか
知ることができます。
最近では1BTC100万円以上となってます。
仮想通貨の取引所では一般的に0.001BTCから買えるため
少額からでも始めることができます。
買ったコインは勿論売却もできます。
2.マイニングする
「マイニング」と言って
ビットコインを採掘して手に入れることも出来ます。
ビットコインは上限を迎えるまで発行され続けるのですが、
現在は10分に1度のタイミングで新しい数式が出てきます。
その度、世界中の人が一斉にそれを解読しようと、
ものすごいコンピューターを駆使するのですが、
1番最初に解読できた人は報酬として
12.5BTCが得られるという仕組みです。
1BTCが100万だとすると、1250万円の報酬です。
ただし、これにはものすごく複雑な計算処理を行える
コンピューターが必要になります。
3.もらう
ビットコインを誰かからもらうこともできます。
アプリを通じてコインを受け取るための
ビットコインアドレスかQRコードがあれば
送金・受取が出来ます。
価格が落ち着けば色んな決済で
活用される機会が増えそうですね。
②ビットコインのメリット
・少ないコストで世界中に送金することが可能
日本から海外へお金を送る場合結構な手数料と時間がかかります。
一方、ビットコインの送金手数料は
金額によりますが一回10円ほどで即日送金が可能です。
・新しい投資対象の1つとしての位置付け
ビットコインは投資と言い難いですが
一つの分散投資として有りだと思います。
短期で考えた場合は安い時に買って高くなったら
売却し売却益を狙うということもできます。
③ビットコインのデメリット
・価格変動が大きい
価格変動が大きく安定してないため、
投機的な側面が強いことがあげられます。
特に短期間で思った以上に元本を減らす
可能性があるので注意が必要です。
・実店舗で使える店がまだまだ少ない
決済に対応している店舗はありますが
まだまだ少ないのが現状です。
全国に店を構えるような企業では
・雑所得がかかる
仮想通貨を売却・使用することで生じた利益は
「雑所得」に区分され所得税の課税対象となります。
会社の給与のほかに仮想通貨の取引以外も含めて
年間20万円超の利益を得た人などは確定申告が必要です。
株式や投資信託で得た利益の場合は一律20%が課税されますが
雑所得の場合は累進課税が適用となります。
最高で45%の税率が適用となります。
詳しくは国税庁が公開しているのでご確認ください。
④今後はどうなる?
まだまだ値動きが安定しないビットコインですが、
この後オリンピックや経済の発展で需要は
増えてくると思われます。
今回はざっくり説明しましたが興味が沸いた方は
まずは数万円程度から保有してみてはいかがでしょうか。